2月24日の昼食前血糖値は137mg/dLでした。
この日の病院食には山菜が使われていました。山菜そのものは食事に取り入れやすそうですが、「山菜おこわ」や「山菜そば」になると、糖尿病の食事管理ではどこに気をつければよいのでしょうか。
実際に食べた病院食と一緒に、山菜を食べるときに確認したいポイントを記録します。
※この記事はタチコマ自身の入院中の体験記録です。血糖値の目標や食事内容は、治療方法や合併症によって異なります。主治医・管理栄養士から指示を受けている場合は、そちらを優先してください。
食事前血糖値は137mg/dL
- 食事前血糖値
- 137mg/dL
- 服薬
- テネリアOD錠20mg(朝食後)
- インスリン
- なし
- 運動・リハビリ
- 午後に軽い筋力トレーニング
食事前血糖値は137mg/dL。
ここ最近の自分の記録と比べると、比較的落ち着いた数値でした。120~130mg/dL台の日も増えてきて、「このまま安定してくれたらいいな」と思えるようになってきました。
ただし、1回の測定値だけで良し悪しを判断するのではなく、食事や運動、薬、体調などと一緒に経過を見ることが大切です。
2月24日の糖尿病病院食・昼ご飯
入院中に実際に食べていた病院食です。
お粥に変更しているのは、胃腸の病気が理由ではありません。1日1,600kcalの食事でも、少し満腹感を得られたらと思い、自分でお願いしていました。

今日は、なんだか少し豪華な昼食でした。
生野菜のサラダに、デザートはいちご。病院食でここまで彩りがあると、ちょっとうれしくなりますね(笑)。
山菜は糖尿病でも食べられる?
山菜には、わらび、ふき、たらの芽、こごみ、うどなど多くの種類があります。種類によって栄養成分は異なるため、「山菜はすべて低糖質」「すべて食物繊維が豊富」と一括りにはできません。
それでも、山菜そのものを副菜や料理の具として適量食べるのであれば、主食となるご飯や麺ほど多くの炭水化物を摂るケースは一般的に少ないでしょう。
糖尿病の食事では、特定の食品だけを良い・悪いと判断するより、主食、主菜、副菜の組み合わせと、食事全体の量を見ることが基本になります。
山菜料理で注意したい3つのポイント
1.味付けによる塩分
山菜は、煮物、漬物、水煮などで食べることが多い食材です。しょうゆやみそを多く使った料理、市販の味付き山菜では、山菜そのものより味付けの塩分に注意が必要です。
高血圧などで食塩を控えるよう指示されている場合は、栄養成分表示の食塩相当量も確認したいところです。
2.腎機能とカリウム
カリウム量は山菜の種類や調理方法によって異なります。腎機能が低下していてカリウム制限を指示されている場合は、「野菜だから体によい」と自己判断で量を増やさず、主治医や管理栄養士に相談してください。
3.あく抜きや下処理
山菜の中には、種類に応じたあく抜きや加熱が必要なものがあります。採ってきた山菜は、種類を正しく確認し、適切に下処理してから食べる必要があります。
山菜おこわは山菜より「ご飯の量」を見る
タチコマは山菜おこわが大好きです。
ただし、山菜おこわの中心は山菜ではなく、もち米を使ったご飯です。血糖値への影響を考えるときは、「山菜が入っているからヘルシー」と考えるのではなく、まず食べるおこわの量を見る必要があります。
もち米と普通の白米の栄養成分は、炊き方や水分量によっても変わるため、「もち米は必ず白米より糖質やカロリーが高い」と単純にはいえません。
おこわはもちもちして食べやすく、味もついているため、タチコマの場合は食べ過ぎないよう先に量を決めるのがよさそうです。
山菜そばは麺とつゆに注意
山菜そばも、山菜よりそばの量が炭水化物量に大きく関係します。
さらに、つゆを飲み干すと塩分を多く摂りやすくなります。食べるなら、麺の量を確認し、つゆを残すなどの工夫が考えられます。
卵や豆腐などの主菜になる食品、野菜の小鉢などを組み合わせれば、麺だけで済ませるより食事全体のバランスを整えやすくなります。
山菜料理を食べるときの確認ポイント
- 山菜の種類と食べる量を確認する
- 煮物や味付き商品の塩分に注意する
- おこわは山菜よりご飯の量を見る
- 山菜そばは麺の量とつゆに注意する
- 腎機能に不安がある場合はカリウムについて相談する
- 必要なあく抜きや加熱を行う
タチコマのひとこと
病院食を食べるようになってから、これまであまり気にしていなかった山菜にも目が向くようになりました。
子どもの頃は苦味が苦手でしたが、大人になると、あの独特の風味がおいしく感じられます。
退院したら、山菜そばくらいならたまには食べたい。
でも、山菜が入っているからゼロカロリー……なわけはない。山菜おこわはおいしくて止まらなくなりそうなので、先に量を決めて食べます(笑)。
※この記事は2023年2月24日の入院中の病院食をもとに、2026年に内容を見直し再編集したものです。食品の栄養成分は種類、産地、調理方法、食べる量によって異なります。糖尿病や腎臓病の食事療法については、主治医・管理栄養士の指導を優先してください。