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【コラム】99日間入院した費用を全公開|高額療養費制度を使って実際いくら支払った?

コラム

この記事では、筆者タチコマが99日間の入院で実際に支払った入院費用をまとめています。

2022年12月28日から2023年4月5日までの請求書をもとに、月ごとの請求額、高額療養費制度を使った流れ、
制度の対象外になった費用、入院前に準備しておきたかったことを体験談として整理します。

この記事は筆者個人の体験記録です。医療費や制度の適用は、加入している健康保険、所得区分、医療機関、入院時期によって変わります。
正確な金額や手続きは、病院窓口、加入している健康保険、自治体などに確認してください。

12月28日から4月5日まで、99日間の入院で記録した費用は

663,102円

高額療養費制度を利用しても、かなり大きな負担になりました。

入院期間
99日間
対象期間
2022/12/28〜2023/4/5
利用した制度
高額療養費制度
この記事の目的
体験談として共有

99日間の入院費用まとめ

まず、今回の入院で記録している請求額を月ごとにまとめます。
入院費用は「医療費」だけでなく、食事療養費、保険外費用、書類代、日用品なども積み重なるため、
請求書を見ながらひとつずつ確認していく必要がありました。

期間 請求額 メモ
2022年12月 105,620円 12/28〜12/31。限度額適用認定証が間に合わず、後日払い戻しあり。
2023年1月 159,812円 1月分。コロナ病棟分の請求書が別に発生。
2023年2月 166,216円 2月分。高額療養費制度を適用。
2023年3月 178,037円 3月分。退院日の支払いのため明細が少し違う月。
2023年4月 68,433円 4/1〜4/5。多数該当で医療費の上限が軽減。
高額療養費制度払い戻し -15,016円 12月分の払い戻し。
記録上の合計 663,102円 月別請求額と払い戻しを反映した合計。

入院費用は、月をまたぐかどうか、限度額適用認定証が間に合うかどうか、食事代や保険外費用がどれくらいあるかで大きく変わります。
同じ病気や同じ入院日数でも、支払う金額が同じになるとは限りません。

高額療養費制度とは

高額療養費制度とは、同じ月の1日〜末日に医療機関などで支払った窓口負担額が自己負担限度額を超えたときに、
その超えた金額が公的医療保険から支給される制度です。

自己負担限度額は、年齢や所得によって異なります。

あとから申請すると、自己負担額を超えた分が払い戻されます。
また、あらかじめ申請して「限度額適用認定証」を取得し、医療機関に保険証とあわせて提出することで、
窓口での支払いが自己負担限度額までとなります。

ただし、保険外併用療養費の差額部分、入院時食事療養費、入院時生活療養費の自己負担額は対象になりません。

高額療養費制度の詳しい内容は、加入している健康保険、自治体、病院の相談窓口、協会けんぽなどの公式情報で確認してください。

入院できるような大きな病院では、医療事務の方が制度について丁寧に教えてくれる場合があります。

実際にタチコマは、入院手続きの際に高額療養費制度の手続きについても教えてもらい、すぐに届け出をすることができました。

12月28日入院だったため、12月分は間に合わず一度3割負担で支払いましたが、後日返金がありました。1月分からは、高額療養費制度の上限で支払うことができました。


協会けんぽ 高額療養費

タチコマの自己負担限度額

※タチコマは2022年に退職し、協会けんぽの任意継続を利用しています。

③区分ウ

標準報酬月額28万〜50万円の方
報酬月額27万円以上〜51万5千円未満の方

自己負担額
80,100円+(総医療費-267,000円)×1%

多数該当
44,400円

※総医療費とは、保険適用される診察費用の総額、つまり10割分の金額です。

※療養を受けた月以前の1年間に、3ヵ月以上の高額療養費の支給を受けた場合、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます。

月ごとの入院請求書

ここからは、実際の請求書ごとに金額を記録していきます。
請求書の画像も残しているため、入院費用がどのように積み上がったかをあとから確認しやすくなっています。

入院 請求書 2022年12月(12/28-12/31)

12月分は、「限度額適用認定証」の取得が間に合いませんでしたので、3割負担での請求になっています。

3月に高額療養費制度の上限額との差額、15,016円が払い戻しされています。

80,100円+(318,780-267,000円)×1%=80,648円

食事療養費:4,600円
保険外:4,900円+490円(消費税)

合計:105,620円

高額療養費制度払い戻し額
95,634円-80,648円=15,016円

2022年12月の入院請求書

緊急だったとはいえ、たった4日分でも医療費が上限を超えるし、食事や雑費に1万円弱かかるというのは驚きでした。

入院 請求書 2023年1月(1/1-1/31)

1月分は、1月2日から1月11日までコロナに院内感染し、コロナ病棟にいたため、請求書が分かれています。

高額療養費制度適用

80,100円+(1,225,230-267,000円)×1%=89,682円

食事療養費:28,060円
保険外:26,245円+2,625円(消費税)

1/2-1/11
保険外:12,000円+1,200円(消費税)

合計:159,812円

2023年1月の入院請求書
2023年1月コロナ病棟分の請求書

入院 請求書 2023年2月(2/1-2/28)

高額療養費制度適用

80,100円+(1,244,320-267,000円)×1%=89,873円

食事療養費:38,180円
保険外:34,694円+3,469円(消費税)

合計:166,216円

2023年2月の入院請求書

入院 請求書 2023年3月(3/1-3/31)

退院日の支払いのため、明細が少し違います。

高額療養費制度適用

80,100円+(1,663,040-267,000円)×1%=94,060円

食事療養費:42,320円
保険外:37,800円+3,787円(消費税)

合計:178,037円

2023年3月の入院請求書

入院 請求書 2023年4月(4/1-4/5)

高額療養費制度適用

※高額療養費は3カ月以降の支払いはさらに減額されます。

44,400円(医療費:300,880円)

食事療養費:5,980円
保険外:16,429円+1,634円(消費税)

合計:68,433円

2023年4月の入院請求書

制度の対象外になりやすい費用

高額療養費制度があっても、入院に関わるすべてのお金が軽くなるわけではありません。
実際に請求書を見ていくと、食事療養費や保険外費用など、制度の対象外になる費用もあります。

病院の請求で見ておきたいもの

  • 食事療養費
  • 保険外費用
  • 文書料や診断書代
  • 差額ベッド代がある場合の費用

生活側で必要になりやすいもの

  • 入院中の日用品
  • 書類ケースや領収書ファイル
  • 家族の交通費
  • 退院後の通院準備

関連する入院・通院グッズ

領収書や診療明細をまとめておくなら、A4サイズのファイルがあると後から見返しやすいです。



今回の入院、12月28日から4月5日までの99日間で記録した費用は

663,102円

高額療養費制度を用いても、かなりの負担になってしまいました。

これからの通院や薬代を考えると、とても憂鬱でなりません。
それでも、費用を記録しておくことで、あとから振り返れる材料にはなりました。

日頃の健康診断や、早めに病院に通うことがいかに大切かを思い知らされる結果でした。

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