4/24②:初めて救急車からの救命病棟

入院日記_心不全編

 最初、父親の車で病院まで送ってもらおうかと思ったが、自分自身でもそれどころではない雰囲気を感じ、救急車を呼んでもらうことに。というか、結局入院先の病院からも危険だから救急車で来るようにって言われた。さらにまた入院になるということを伝えられ、しっかりと落ち込むがあまり落ち込んでいると妻のメンタルの方が心配なので、顔に出さないようにする。

 ほどなく来た救急車に家に一度帰ることも許されずと言うか動くこともゆるされず、ストレッチャーに乗せられ、はじめての救急車に搭乗する。手際よく心電図や呼吸器をつけていく救急隊員に父親が消防士だったり、救急車に乗っていたりしたこともあって「あー親父ってこんな仕事してたんだなぁ」ってなんとなく感慨にふける。そしてサイレンを鳴らしながら20分ほどのかけて病院に到着。

 言わゆる救命病棟?救命救急に搬送されすぐさま、5人か6人の看護師さんやお医者さんに一斉に処置されていく様はドラマやドキュメンタリーの中にいるようだなぁと思いながら、走馬燈のように過ぎていく時間の中で、記憶にあるのは、尿カテーテルを入れられた時が激痛だったことと、後に主治医になる女医さんが耳元で「我慢しすぎです、明日だったら間に合いませんでしたよ」って言ってて、「まじかー」って思ったのと、間に合うのか―っていう黒い気持ちでした。

 そして、普通の酸素マスクでは、酸素の値が良くならないので、無呼吸症候群の人がするような酸素マスクを着けることに。結局、朝までこのマスクをつけることになるのだが、めちゃくちゃしんどかったなぁ。肺に水が7割弱溜まっているので横になることもできなかったし。マスクが苦しくてしょうがなかった。

 一連の処置が終わり、救命病棟に入れられる。あたり前だが個室であるし、それこそドラマでよく見る波形がついたモニターがあったり、咳をして酸素マスクが少しずれただけでアラームがなるような厳戒体制に一層のことの重大さを感じてくるが、もともとの性格や意識から死ぬことへの恐怖なく、意外と冷静であるし、実はこの時、家族には「危険な状態なのでいつもで連絡がとれるように」というお達しがされていることは知る由もなかった。

 妻と親父が入院の荷物を持ってきてくれて、別れ際に妻が泣きそうな顔で俺の手を触るのに、タチコマは、辞めた会社からの来ていた問い合わせに「対応できない」って連絡しておいてって言う伝言を必死に喋りにくいマスクから訴えてましたw。今思えば、あぶなく妻との最後の会話になる所だったなぁ。

 医師にようる軽い説明では、心不全を起こしていて、肺を含め体に溜まった水を出すために利尿剤を入れながら、尿カテーテルから排出していくといきますとのこと。

そうして、朝まで寝ることもできず、苦しい呼吸器に繋がれた長い長い拷問のような一夜を過ごすのでした。

オムロン 手首式血圧計がおすすめ!

 オムロンの手首式血圧計。スマホのアプリと連動して血圧を計ったら、数値がアプリで転送されて管理できるという優れもの。手首式の血圧の計測っ姿勢や腕の高さをちゃんとしないと正確な数値が出ないんだけどこれは、腕の位置をちゃんと教えてくれるので、しっかりと計れて安心。ちなみに上腕式は腕に巻くからいつも同じ位置で計れるから正確らしい。手首式でちゃんと計れば大丈夫だ。血圧って結局めんどくさくて計らなくなってまうって言うじゃない?これなら、いちいちノートに書きこむ必要もないし、コンパクトで場所も取らないし。手首に捲くのも簡単なので、めんどくさがりのタチコマでもお勧めです!欲をいうなら、ログに残らないゲスト機能があると良かったのにな。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
入院日記_心不全編
シェアする
糖尿病で膝下切断かもしれない42歳の闘病日記
タイトルとURLをコピーしました