入院費用いくらかかる?明細公開!高額医療制度(高額療養費制度)とは?

コラム

 この記事では、実際にタチコマが99日間で支払った入院費用と高額医療制度について簡単に説明します。

高額医療制度(高額療養費制度)とは

 高額医療制度(高額療養費制度)とは同じ月の1日~末日の病院などでの窓口負担額が自己負担限度額を超えたときに、その超えた金額が公的医療保険から支給される制度です。自己負担限度額は年齢(70歳未満か70歳以上か)や所得によって異なります。

 あとから申請すると、自己負担額から超えた額を払い戻される「高額医療制度」ですが、あらかじめ申請をし、「限度額適用認定証」を取得し、医療機関に保険証と併せて提出することで、窓口での支払いが自己負担限度額までとなります。ただし、保険外併用療養費の差額部分や入院時食事療養費、入院時生活療養費の自己負担額は対象になりません。

 高額医療制度(高額療養費制度)についての詳しい内容は、各自治体のサイトや協会けんぽのサイトがで確認してください。

 入院ができるような大きな病院は、丁寧に教えてくれる医療事務のサービスがある場合があります。実際にタチコマは、入院時に入院手続きなどを教えて貰う際に、高額医療制度(高額療養費制度)の手続きについても教えてもらい、すぐに届出をすることができました。12月28日入院でしたので、12月分は間に合いわず一度、3割負担で支払った後、返金がきましたが、1月分からは、高額医療制度の上限で支払うことができてました。

制度タチコマの自己負担限度額

※タチコマは2022年に退職し、協会けんぽの任意継続を利用しています。
高額医療制度(高額療養費制度)についての詳しい内容は、各自治体のサイトや協会けんぽのサイトがで確認してください。

タチコマの実例

③区分ウ
(標準報酬月額28万〜50万円の方)
(報酬月額27万円以上〜51万5千円未満の方)

自己負担額
80,100円+(総医療費※1-267,000円)×1%

多数該当2
44,400円

※1 総医療費とは保険適用される診察費用の総額(10割)です。
※2 療養を受けた月以前の1年間に、3ヵ月以上の高額療養費の支給を受けた(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)場合には、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます。

入院 請求書 2022年12月(12/28-12/31)

12月分は、「限度額適用認定証」の取得が間に合いませんでしたので、3割負担での請求になっています。3月に高額医療制度の上限額との差額15,016円分の払い戻しされています。

80,100円+(318,780-267,000円)×1%=80,648円

食事療養費:4,600円
保険外:4,900円+490円(消費税)


合計:105,620円円

高額医療制度払い戻し額
総医療費)378,780円×30%
95,634円
※請求書では下一桁が切り捨て

払い戻し額
95,634円ー80,648円
15,016円

請求書

 緊急だつたとはいえ、たった4日分でも医療費が上限を超えるし、食事や雑費に1万円弱かかるというのは驚きでした。

入院 請求書 2023年1月(1/1-1/31)

1月分は、1月2日から1月11日までコロナに院内感染しコロナ病棟にいたため、請求書が分かれています。

高額医療制度払い戻し額適用

●1/1-1/31
80,100円+(1,225,230-267,000円)×1%=89,682円

食事療養費:28,060円
保険外:26,245円+2,625円(消費税)

●1/2-1/11
保険外:12,000円+1,200円(消費税)

合計:159,812円

入院 請求書 2023年2月(2/1-2/28)

高額医療制度払い戻し額適用

80,100円+(1,244,320-267,000円)×1%=89,873円

食事療養費:38,180円

保険外:34,694円+3,469円(消費税)

合計:166,216円

入院 請求書 2023年3月(3/1-3/31)

退院日の支払いのため明細が少し違います。

高額医療制度払い戻し額適用

80,100円+(1,663,040-267,000円)×1%=94,060円

食事療養費:42,320円
保険外:37,800円+3,787円(消費税)


合計:178,037円

入院 請求書 2023年4月(4/1-4/5)

高額医療制度払い戻し額適用
※高額医療費は3カ月以降の支払いはさらに減額されます。

44,400円(医療費:300,880円

食事療養費:5,980円
保険外:16,429円+1,634円(消費税)


合計:68,433円

最終合計費用

 今回の入院、12月28日から4月5日までの99日間の入院でかかったおおよその費用は572,489円にも上りました。高額医療制度を用いてもかなりの負担になってしましました。
 これからの通院や薬代を考えるととても憂鬱でなりません。 日頃の健康診断や病院に通うことがいかに大切かが思いやられる結果です。

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