救命病棟4日目
救命病棟4日目。一般病棟へ移動するとの事だがまだ行動範囲はベットの上のみ。循環器内科の病棟に行くに。循環器の病棟は割と新しくできた建物でとてもきれいだ。そして、個室が割り当てられた、おそらくまだ油断ならぬ状況のようだという雰囲気がうかがえる。ただせっかくの広い個室だが、ベッドから降りることが許されないのが悲しいかぎりだ。
とは言え、体からの水分は日に日に減っている。尿がトータルで8リットルくらいは抜けているらしい。でもまだまだ足の浮腫みや腰回りに浮腫みがあるのが自分でもわかる。どれだけ水を貯めこんでいたのだろうか。
リハビリ
病棟が変わり、リハビリの担当者も変わる。今日は軽く足のマッサージとストレッチをした後に軽く歩いて、血圧と酸素の値を確認。とくに酸素が下がることも血圧が高くなることもない。
改めて考えると前回の退院はなんだったのか
改めて考えると、足の壊死による3カ月あまりの入院の中でなぜ、タチコマの体はしっかりと検査されなかったのだろう。糖尿を起因とする壊死であるのは明白であるならば、入院生活の中で、しっかりと合併症の検査をしていなかったと、今となっては思う。採血も頻繁にしていたし、内科や循環器の先生も来ていたし、心臓が弱っているとけど大丈夫とまで言われて退院したし、3カ月の間、しっかり検査をしようと思えばできたようにも感じる。大きい総合病院なのにと憤りを感じる部分もあるが、年末に緊急入院して病院を選ぶことはできないし、セカンドオピニオンという言葉は知れどもそれを医者に相談するような気にもならなかった。
退院前には、腎臓に問題はないのか?心臓は大丈夫だったのか?糖尿に関してのケアは大丈夫なのか一通り聞いたのだが、腎臓の数値も問題なく、心臓は緊急なものではないという回答だったのだけどなー。難しい問題だ。
病院への信頼は希薄になりつつあるが、今回の循環器の女医さんはベテランそうだし、家族へのケアや説明もしっかりしてくれているので信頼できる気がする。要は人なんだなぁ。
体内の出血の可能性は?検便
体内の出血の可能性があるため、大腸に問題がないか検便をするだそう。いまだ体中から点滴やら尿カテーテルに心電図と酸素のモニターに繋がれているため。トイレでの便は許されたが、排便したそばから看護師を呼び持っていてもらうという、なんとも心が擦り切れるプレイが入院生活ではまま行われる。人としての何かがまた一つ失われたような気がする。