2025年8月、腹膜透析を始めるためにカテーテルを入れる手術を受け、約1か月入院しました。その入院中、糖尿病の薬としてマンジャロ2.5mgを始めることになりました。
マンジャロといえば「痩せる薬」として話題になることもありますが、僕の場合はダイエット目的ではありません。腹膜透析が始まったあとの血糖管理のためです。
正直、最初は自分で注射することがかなり不安でした。でも、実際にやってみると想像していたよりずっと簡単で、痛みもほとんどありませんでした。
この記事では、マンジャロを始めた理由、実際に自己注射してみた感想、副作用、体重の変化、以前使っていたリベルサスとの違いについて、僕自身の体験をもとに書いていきます。
これは腹膜透析を受けている一患者の体験です。腹膜透析中の使用可否や用量は、病状や併用薬によって異なります。自己判断で開始・増量・中止せず、必ず主治医や薬剤師に相談してください。
この記事の結論
- 2025年8月:腹膜透析導入の入院中にマンジャロ2.5mgを開始
- 開始前のHbA1c:5.7%前後で比較的安定
- 自己注射:操作は簡単で、痛みはほとんど感じなかった
- 2.5mg:強い吐き気や味覚障害はなかったが、食欲低下と背中の痛みを感じることがあった
- 2026年4月:入院中に医師の判断で5mgへ増量
- 5mg:軽い吐き気と味覚障害が出たが、僕の場合は約2週間で落ち着いた
- 体重:腎不全によるむくみもあり、大きな減量効果は判断できなかった
- リベルサスとの比較:僕は毎朝の服用条件がないマンジャロのほうが楽だった
腹膜透析導入時にマンジャロを始めた理由
2025年8月、腹膜透析を始めるため、腹部にカテーテルを入れる手術を受けました。そのまま腹膜透析の導入と練習を行い、約1か月入院しました。
入院中、腹膜透析では透析液の影響で血糖値が高くなりやすいと説明を受けました。僕はそれまでHbA1cが5.7%前後で比較的安定しており、糖尿病の薬としてリベルサスを飲んでいました。
しかし、腹膜透析が始まると血糖管理も変わる可能性があるということで、入院中からマンジャロ2.5mgを使うことになりました。
もともとマンジャロを使いたいと思っていたわけではなく、医師から提案されて始めた形です。
開始時の状況
- 開始時期:2025年8月
- きっかけ:腹膜透析導入のための入院
- それまでの糖尿病薬:リベルサス
- 開始前のHbA1c:5.7%前後
- マンジャロの開始用量:2.5mg
- 目的:腹膜透析導入後の血糖管理
マンジャロとはどんな薬?
マンジャロの一般名はチルゼパチドで、2型糖尿病の治療に使われる週1回の注射薬です。GIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用する薬とされています。
公式の電子添文では、通常は週1回2.5mgから開始し、4週間投与した後に週1回5mgへ増量する用法が示されています。ただし、実際の投与量や増量時期は患者の状態を見ながら医師が判断します。僕の場合は2.5mgをそのまま継続し、約8か月後の2026年4月に5mgへ増量しました。
マンジャロの正式な効能・効果は2型糖尿病です。体重減少がみられることはありますが、この記事は美容・ダイエット目的の使用を勧めるものではありません。
マンジャロの自己注射は痛い?実際に使った感想
正直に言うと、最初は少しどころか、かなり怖かったです。
血糖値を測るために自分で指先へ針を刺したことはありましたが、注射薬を自分で使った経験はありません。「自分で注射する」と聞くだけで、どうしても痛そうなイメージがありました。
ところが実際にやってみると、想像していたよりずっと簡単でした。腹部に注入器を押し当て、ロックを解除してボタンを押すだけです。感覚としては、シャープペンシルの芯を出すためにボタンを押す作業に近いと思いました。
痛みもわずかで、「思っていたより全然大丈夫だった」というのが正直な感想です。
ただし、自己注射を始めるときは、医師や看護師などから十分な説明と練習を受ける必要があります。注射部位や注入器の扱い方も、医療者の指示に従ってください。
自己注射してみた僕の感想
- 始める前はかなり不安だった
- 実際の操作は思ったより簡単だった
- 僕の場合、注射時の痛みはほとんど感じなかった
- 毎日ではなく週1回なので続けやすいと感じた
マンジャロ2.5mgで感じた副作用
僕の場合、マンジャロ2.5mgでは、以前リベルサスを飲んでいたときのような強い吐き気や味覚障害はありませんでした。
そのため最初は、「リベルサスよりずいぶん楽だな」と感じました。ただ、副作用がまったくなかったわけではありません。食欲が落ちることがあり、ときどき背中の痛みも感じました。
背中の痛みがマンジャロの影響なのか、腎不全や腹膜透析、ほかの薬の影響なのかは、僕には分かりません。マンジャロを使ったあとに感じることがあった、という程度に考えています。
2.5mgを使っていたときの僕の体感
- 強い吐き気:なし
- 味覚障害:なし
- 食欲低下:あり
- 背中の痛み:ときどきあり
- 自己注射の痛み:ほとんどなし
2026年4月、マンジャロ5mgへ増量
腹膜透析を導入してから約8か月後の2026年4月、腹膜炎で約1か月入院しました。その入院中に、医師の判断でマンジャロが2.5mgから5mgへ増量されました。
5mgへ増量した直後は、軽い吐き気と味覚障害が出ました。リベルサスを服用していたときほど長く続いたわけではありませんが、「少し気持ち悪い」「食べ物の味がいつもと違う」と感じました。
増量直後は「ああ、少し来たな」と感じましたが、僕の場合、これらの症状は約2週間で落ち着きました。
5mgへ増量したときの変化
- 時期:2026年4月
- 状況:腹膜炎での入院中
- 用量:2.5mgから5mgへ増量
- 感じた症状:軽い吐き気、味覚障害
- 症状が続いた期間:僕の場合は約2週間
- 体重:大きな変化は感じていない
マンジャロで体重は減った?
マンジャロは「痩せる薬」のように紹介されることがあります。ただ、僕の場合は、今のところ大きなダイエット効果を実感していません。
理由の一つは、腎不全によるむくみで体重がかなり不安定だからです。腹膜透析をしていると、体重が増えた原因が脂肪なのか水分なのか、僕には判断しにくいことがあります。
食欲が落ちることはありましたが、それがそのまま体重減少につながったという実感はありません。5mgへ増量した後も、現時点では体重への大きな影響を感じていません。
「マンジャロを使えば勝手に痩せる」という感じは、少なくとも僕にはありませんでした。食欲は落ちても体重はそれほど変わらない、というのが今の実感です。
リベルサスとマンジャロの違いを体験から比較
僕が一番大きな違いを感じたのは、使い方です。
リベルサスは飲み薬ですが、朝の空腹時に少量の水で飲み、服用後少なくとも30分は飲食やほかの薬を避ける必要があります。朝すぐにコーヒーを飲みたい日や、ほかの薬を飲むタイミングがある日は、負担に感じることがありました。
朝すぐにコーヒーを飲みたい日や、ほかの薬を飲みたい日には、この30分が地味に面倒でした。
一方、マンジャロは週1回、決めた曜日に注射します。最初は注射に抵抗がありましたが、慣れてしまえば毎朝の服用ルールがありません。生活のしやすさでは、僕はマンジャロのほうがかなり楽に感じています。
| 比較項目 | リベルサス | マンジャロ |
|---|---|---|
| 薬の形 | 飲み薬 | 注射薬 |
| 使用頻度 | 毎日 | 週1回 |
| 使用するタイミング | 1日の最初の飲食前 | 決めた曜日に週1回 |
| 僕が負担に感じた点 | 服用後、少なくとも30分は飲食やほかの薬を避けること | 開始前の自己注射への不安 |
| 僕が感じた主な症状 | 吐き気、味覚障害、食欲低下 | 食欲低下、背中の痛み、5mg増量時の軽い吐き気と味覚障害 |
| 僕の感想 | 注射は不要だが、毎朝の服用条件が負担だった | 週1回で生活に組み込みやすかった |
もちろん、これはあくまで僕個人の比較です。注射が苦手な人なら、飲み薬のリベルサスのほうが気持ちの面では楽かもしれません。
腹膜透析中にマンジャロを使って感じた注意点
腹膜透析中の血糖管理は、普通の糖尿病治療より少し複雑だと感じています。透析液の影響だけでなく、食事、むくみ、水分量、感染症、入院、ほかの薬など、血糖値に関係しそうなことがたくさんあるからです。
マンジャロの電子添文では、吐き気、下痢、嘔吐、食欲減退、便秘、消化不良、腹痛などの症状が副作用として挙げられています。また、下痢や嘔吐から脱水を起こし、急性腎障害に至るおそれがあることにも注意が必要とされています。
強い吐き気や嘔吐、下痢が続く、食事や水分を取れない、持続する激しい腹痛があるなど、普段と違う症状が出た場合は、我慢したり自己判断で対応したりせず、主治医や透析施設へ相談することが大切です。
僕自身も、ネットの情報だけで判断せず、用量や副作用について主治医と相談しながら使っています。
マンジャロと腹膜透析についてのよくある疑問
マンジャロの自己注射は痛いですか?
僕の場合、注射時の痛みはわずかでした。始める前はかなり不安でしたが、実際には想像していた注射よりずっと簡単でした。
マンジャロは週1回で本当に楽ですか?
毎朝の服用ルールがないため、僕はかなり楽に感じています。ただ、週1回だからこそ忘れやすい面はあります。僕は曜日を決めています。
マンジャロで吐き気は出ましたか?
2.5mgでは強い吐き気はありませんでした。5mgへ増量したときは軽い吐き気と味覚障害が出ましたが、僕の場合は約2週間で落ち着きました。
マンジャロで痩せましたか?
僕の場合、大きな体重減少は感じていません。腎不全によるむくみで体重が不安定なので、マンジャロだけの影響を判断するのも難しいです。
腹膜透析中でもマンジャロは使えますか?
僕の場合は、腹膜透析導入のための入院中に、医師の管理下で始めました。ただし、「腹膜透析中なら誰でも使える」という意味ではありません。必ず主治医へ確認してください。
リベルサスとマンジャロはどちらが楽ですか?
生活面では、週1回で済むマンジャロのほうが僕は楽です。ただし、注射に強い抵抗がある人なら、飲み薬のリベルサスのほうが気持ちの面では楽かもしれません。
まとめ:腹膜透析中のマンジャロは、僕には続けやすい薬だった
僕は2025年8月、腹膜透析導入のための入院中にマンジャロ2.5mgを始めました。最初は自己注射がかなり不安でしたが、操作は思ったより簡単で、注射の痛みもわずかでした。
2.5mgでは、以前服用していたリベルサスほど強い吐き気や味覚障害はありませんでした。ただし、食欲低下や背中の痛みを感じることはありました。
2026年4月に5mgへ増量したときは、軽い吐き気と味覚障害が出ましたが、僕の場合は約2週間で落ち着きました。体重については腎不全によるむくみもあり、今のところ大きな減量効果は感じていません。
僕にとってマンジャロは「痩せるための薬」ではなく、腹膜透析が始まったあとの血糖管理のための薬です。
話題性のある薬ですが、僕には「痩せる薬」というより、「毎朝の服用ルールがなく、週1回で済むので続けやすい薬」という印象です。
今後も、HbA1c、体重、副作用、腹膜透析との関係に変化があれば追記していきます。
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参考にした公的・公式情報
※この記事は個人の治療体験を記録したもので、医学的な助言や特定の治療を推奨するものではありません。マンジャロ、リベルサス、そのほかの糖尿病治療薬は、必ず医師・薬剤師の指示に従って使用してください。記事中の薬剤情報は公開時点の情報です。最新情報はPMDAの電子添文をご確認ください。