相変わらず腕の痛みと熱が高い。
久しぶりにシャワーへ。
看護師さんに介助してもらいながら何とか浴びることができた。
もう、この頃になると恥ずかしいなんて感情はなくなっていた。
夕飯は、まるでおせち料理のような献立。
「ああ、今日は大晦日なんだな」と実感する。
食前と食後には毎回血糖値を測り、インスリンを打っていた。
ところが消灯して間もなく、突然動悸が激しくなり、全身から冷や汗が止まらなくなった。
なかなか治まらず、不安になってナースコール。
血糖値を測ってもらうと、原因は低血糖だった。
すぐにブドウ糖を飲ませてもらい、しばらくすると症状は落ち着いた。
本当に全身が汗でびっしょりになるほどで、低血糖の怖さを初めて身をもって知った。
そんな年越しの夜。
病室のテレビでは紅白歌合戦が流れていた。
個人的には、安全地帯が一番良かった(笑)。