糖尿病で99日間入院していたとき、担当医から「PICC(ピック)」という中心静脈カテーテルを勧められました。
実際に装着してみるまでは「太い針を刺す」「カテーテルを血管の中に入れる」と聞いて、とても怖かったです。
この記事では、実際にPICCを15日間使用した患者として、処置の痛みや生活で感じたことを正直に書いています。
この記事の結論
- 処置は思っていたより痛くなかった
- 局所麻酔のおかげで強い痛みは感じなかった
- 採血がとても楽になった
- シャワーやシール交換は少し面倒
- 私は15日で詰まって抜去になりました
PICC(ピック)とは?
PICC(Peripherally Inserted Central Catheter)は、上腕の静脈から細いカテーテルを挿入し、心臓近くの太い静脈まで入れる中心静脈カテーテルです。
長期間の点滴や抗生剤、採血、輸血などに使われることがあります。
私の場合は、腕も足も浮腫み、血管が見えにくくなっていたため、毎日の点滴や採血がとても大変な状態でした。
担当医からPICCを勧められた理由
入院中は頻繁に点滴と採血が必要でした。
しかし、血管が見つかりにくく、看護師さんも毎回苦労していました。
患者側の私も、一度で入らず何度も針を刺されることがあり、正直かなりつらかったです。
そこで担当医から勧められたのがPICCでした。
「長期間使えるので、何度も針を刺さなくて済みますよ。」
そう説明を受けました。
メリットは理解できましたが、
「腕から太い針を刺して、胸の近くまで管を入れる」
という説明だけで十分怖かったです(笑)。
NOと言えない日本人のタチコマは、そのままお願いすることになりました。
実際の処置は痛かった?
結論から言うと、思っていたほど痛くありませんでした。
PICCはレントゲン室で専門の先生が処置を行います。
レントゲンでカテーテルの位置を確認しながら入れていくためです。
処置が始まると、上半身を脱ぎ、血圧計を付けられ、消毒を何度もされます。
ドラマで見るような、手術の布まで登場。
その雰囲気だけで、私の血圧は180オーバー(笑)。
局所麻酔をするときだけ少しチクっとしましたが、それ以降は大きな痛みはありませんでした。
レントゲンが動く様子を見ながら、およそ30分ほどで終了。
終わった瞬間の感想は…
「びびって損した!」
設置後の生活はどうだった?
採血が本当に楽
一番良かったのは採血です。
毎回針を刺さなくて済むので、本当に楽でした。
点滴については、患者としては特に違和感はありませんでした。
シールがかゆい
逆につらかったのは固定しているシールです。
ずっと貼っているので、かゆくなります。
シャワーのたびに交換
シャワーの後はシール交換と消毒があります。
患者側は少し待つ程度ですが、看護師さんは結構大変そうでした。
デメリットもあった
長期間使えると言われていましたが、
私は15日で詰まりました(笑)。
そのため抜去することになりました。
これは運が悪かっただけかもしれません。
ちなみに、抜くときも痛みはほとんどありませんでした。
PICCを使って感じたメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 採血が楽 | シールがかゆい |
| 何度も針を刺されない | 管理が少し大変 |
| 長期間使用できる | 詰まることもある |
| 抜く時も痛みは少なかった | シャワー時に注意が必要 |
これからPICCを入れる人へ
私も処置前はかなり怖かったです。
でも、実際にやってみると、処置そのものは想像よりずっと楽でした。
もちろん痛みの感じ方には個人差があります。
しかし、「怖くて眠れない」という人には、少し安心材料になるかもしれません。
もし担当医からPICCを勧められたら、不安なことは遠慮せず質問してみてください。
まとめ
PICCは、長期間点滴や採血が必要な患者さんにとって、とても便利な医療器具だと思います。
私自身、採血が本当に楽になりました。
15日で詰まってしまうというハプニングはありましたが、それでも「付けて良かった」と思っています。
この記事が、これからPICCを受ける方の少しでも参考になれば嬉しいです。
※この記事は私自身の体験談です。処置方法や経過には個人差があります。不安な点は担当医へご相談ください。