痛風の痛みに耐えかねてオンライン診療を受けることを決めたタチコマは、検索でオンライン診療を調べる。男性機能やAGAの薬の処方の誘惑をさけ「SOKUYSKU」というアプリを見つける。インストールして、初期設定を進めると、個人情報と近くのドラッグストア、保険証の画像をアップしていれて登録。正直、保険証まで登録するのは抵抗がないわけではなかったが、足の痛みの方が勝っていた。
全国の病院からすぐに痛風に対応できそうな病院をさがす、病名や日付を入れて検索すると全国の病院がリストアップされる。東京のクリニックが明日最短で受けてくれそうなので、予約した。あとは明日、予約の時間にアプリを立ち上げ待つだけだ。
次の日、予約の時間になる3分前にはアプリを立ち上げ、藁をもつかむ思いで待つ。時間になり映像がつながり、スマホの画面の向こうの若い医師にに症状を訴えるも結局、処方された薬は、ロキソニン60mg、妻がくれたものと、同じものだった。
薬は、あらかじめ登録していた近くのドラッグストアまで処方箋がおくて、そのドラックストアともオンライで薬の説明を受けると郵送か引き取りにいけるという、便利なシステムだった、
2日くらい後、これでは無理だと妻と弱い70歳を超える父親の運転の力を借り、激痛の中、まさに文字通りを這いつくばりながら、ネットで探した良さげな糖尿と痛風など生活習慣病が得意そうな病院に向かうことに。
オンライン診療とは
オンライン診療は、近年ますます注目されている医療の分野の1つです。特に、COVID-19の流行によって、オンライン診療の需要が急速に増加しました。オンライン診療には、患者にとっても医師にとっても多くのメリットがあります。以下では、オンライン診療について詳しく解説します。
オンライン診療とは、インターネットを介して医師と患者がコミュニケーションを取りながら診療を行う方法です。オンライン診療には、ビデオ会議やチャット、メールなどを利用することができます。主に、以下のような場合に利用されます。
- 地理的な制約により通院が難しい場合
- 交通事情や身体的な理由により通院が困難な場合
- 早期発見が必要な症状や、予防接種などの軽微な症状の場合
オンライン診療のメリット
- 患者が医師に直接相談できるため、症状の早期発見や診断が可能になる。
- 医師が診療のために必要な情報を、患者が自宅から提供することができるため、待ち時間が短くなり、負担が減る。
- 医師や患者が移動する必要がないため、時間やコストの削減ができる。
- 感染症対策にもなる。
オンライン診療のデメリット
- 一部の症状については、診療に限界がある。
- 医師と患者の間に信頼関係が築かれていない場合、正確な情報を伝えることができない可能性がある。
- インターネット接続に問題がある場合、診療がスムーズに進行しない可能性がある。
- 医療保険が適用されない場合がある。
まとめ
近年、急速に発展しているオンライン診療だけど、痛み止めが欲しいとか、男性機能やAGA、ピルなど通院するにはちょっと気が咎めてしまうような場合も少し気楽に利用できるのは利点だと思う。昔ほどではないにしろ、やっぱり病院って待たされるよね。
一方、今回のタチコマのように重篤な病気に対しては、近くの病院を診察してくだいと言う状況になり、一歩遅れて、手奥れになりますので、注意が必要です。